ネイルサロンに通うのは大変だし、おうちで簡単にジェルネイルができないかな…
やり方とコツをつかめば、初心者の方でもセルフジェルネイルを楽しむことができますよ!
- セルフジェルネイルの基本的なやり方が知りたい
- ジェルネイルに必要な道具が知りたい
- ネイルサロンで付けたように、きれいにジェルネイルを仕上げたい
この記事を書いた人
- セルフネイル.COM運営
- ネイリスト歴15年以上の元プロネイリスト
- ネイルスクール講師として初心者〜プロネイリストを目指す方まで幅広く指導した経験をもとに、分かりやすく解説
- ニュアンスネイル/透明感アート好き
はじめてジェルネイルをする初心者さんにも簡単にできる、基本のやり方を解説します!
- ジェルネイルの基本の手順がわかる
- セルフジェルネイル初心者さんに必要な道具がわかる
- ジェルネイルをきれいに仕上げる&持ちを良くするコツがわかる
セルフジェルネイルの基本のやり方
ジェルネイルに必要な道具を準備します
必要な道具はこちら
- キッチンペーパー
- コットン
- つまようじ
- エメリーボード
- スポンジファイル180G
- キューティクルプッシャー
- 消毒用エタノール
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- LEDライト
- 筆
- ウッドスティック
- ダストブラシ(あれば)
- キューティクルニッパー(あれば)
↓↓プロおすすめのジェルネイルキット↓↓
ジェルネイルを塗る前に爪の下処理をします
手指の消毒をします
ハンドクリームなどの油分が爪に残っていると、ジェルネイルがはじいたり、すぐに剥がれる原因になります。はじめに石けんで手を洗って油分を取り除いておきましょう。
コットンに消毒用エタノールを付けて、手指全体をふき取り消毒をします。
ジェルネイルやマニキュアをオフします
ジェルネイルやマニキュアが付いている場合はオフ(落とす)して、爪に何もついていない状態にしておきます。
爪を削って長さと形を整えます
エメリーボードを使って、爪の長さと形を整えます。
爪の形は以下の4種類が代表的ですが、強度があり引っ掛かりが少なく生活しやすい
ラウンドやオーバルの形がおすすめです。
ただ、初心者の方は図のように形を整えるのはむずかしいと思いますので
10本の爪の長さと形が同じようになれば”ラウンド”や”オーバル”の形にそこまでこだわらなくてOKです!
10本の統一感を大事にしましょう。
特に左右対称になっているときれいに見えます。
エメリーボードの使い方
エメリーボードは端を持ち、一方方向に動かして使います。
基本は以下の順番に削りますが、ガタガタせずにきれいに整えば順番通りでなくてもOKです!
- 中心を削る
- 左側から中心に向かって削る
- 右側から中心に向かって削る
爪を削った後に、爪の裏側に”バリ”という爪の削りカスがついていることがあります。
このバリをスポンジファイルで爪の裏から取り除いておきましょう。
バリが残ったままジェルを塗ると、爪の先端からジェルが剥がれる原因になります。
甘皮の処理をします
セラミックプッシャーを使って、甘皮を押し上げていきます。
甘皮とは
爪の根本側にある、皮膚とのさかい目の皮のこと。爪に甘皮が張り付いたままジェルを塗ると、ジェルが密着せずにすぐに剥がれる原因になります。
セラミックプッシャーは、オイルインのタイプもありますが、ジェルネイルを塗る際は油分を爪に残したくないのでオイルインタイプは使わないようにしましょう。
必要があれば、キューティクルニッパーで余分な甘皮を取り除きます。
キューティクルニッパーの使い方は初心者の方には難しいと思いますので、無理に使わなくてもOKです。
爪表面をサンディングします
スポンジファイルを使って、爪の表面に細かい傷をつけます。
この作業を”サンディング”といいます。
爪の表面がツルツルだと、ジェルが密着せず剥がれやすくなってしまうので、
あえて傷をつけるのですが、やりすぎてしまうと爪が薄くなってしまいます。
爪の表面全体が白く曇ればOKです。
ジェルが浮いてきやすい、爪回り(爪の根本側、両サイド、爪の先端)を特にしっかりとサンディングしましょう。
スポンジファイルの角を爪と皮膚の間の溝に入れ込むとキワまであてることができます。
爪の油分を取ります
ダストブラシでダスト(削りカス)を払い取ります。
ネイルワイプかキッチンペーパーにエタノールをつけ、爪表面のダストの残りと油分をしっかりとふき取ります。
爪のキワ(爪と皮膚の間の溝部分)と、爪の先端もよくふき取っておきましょう。
ジェルネイルを塗っていきます
いよいよジェルネイルを塗っていきます。
ジェルの種類によって、LEDライトで硬化するジェルとUVライトで硬化するジェル、どちらのタイプでも硬化するジェルがあります。
UVライトで硬化するジェルは、窓際などの紫外線があたる場所で作業すると筆やジェルが固まってしまうので、カーテンを閉めたり窓から離れるなどして作業を行いましょう。
セルフジェルネイルをやる場合、両手を一度に塗っていくとジェルがベタベタついてしまってやりにくいです。片手ずつ仕上げるのが上手くいくポイントです♪
ベースジェルを塗ります
まずは人差し指と中指の2本にベースジェルを塗りましょう。
- 筆にベースジェルをすくい取ります。
この時、筆の片面だけにジェルがつくようにする為、反対の面にジェルがついていたら、ベースジェルのジャーのふちで筆をしごいてジェルを取り除きます。 - 爪の中心にジェルを置きます。
- キューティクルライン(甘皮のカーブ)に沿って爪の根本側にジェルを塗っていきます。
甘皮から1㎜位のわずかなすき間をあけて、ジェルが皮膚につかないように慎重に塗っていきましょう。 - 爪のサイド(両脇)を塗っていきます。
爪の横の皮膚が盛り上がっていて塗りにくい場合は、スキンダウンといって、親指で皮膚を下げながら塗りましょう。親指を塗る際は、人差し指で皮膚を下げます。 - 根元から全体に均一に塗っていきます。
筆を持つ手に力を入れず、軽くジェルの表面をさわるようなかんじで塗っていくと、凹凸がなく均一に塗ることができます。 - 爪の先端(エッジ)を塗ります。
筆に少しジェルが残った状態で、そのまま爪の先端に軽く筆をあてながら塗りましょう。
爪の先端をしっかりとジェルで覆うことで、ジェルが先端から剥がれることが少なくなり持ちがよくなります!
もしも、ジェルがはみ出して皮膚についてしまったら、ウッドスティック(なければつまようじ)ではみ出したジェルを取り除いておきましょう。
人差し指と中指の2本に塗り終わったら、ライトに入れて硬化します。
硬化時間は、使うジェルやライトの照度によって変わってきますが、LEDライトの場合、だいたいのジェルは30秒ほどで固まることが多いです。ご使用されるジェルやライトの説明をご確認ください。
同様に、薬指と小指の2本にベースジェルを塗る→硬化
親指にベースジェルを塗る→硬化
硬化後の爪表面は、未硬化ジェルといって、固まりきらなかったジェルがついていてベタベタします。ゴミなどがつかないように気をつけてくださいね。
カラージェル1回目を塗ります
カラージェルの顔料やラメが下に沈んでいるので、つまようじを使って塗る前に撹拌します。
ベースジェルを塗った時の流れと同様に、カラージェルを塗る→硬化
カラージェル2回目を塗ります
カラージェルは基本2度塗りします。
カラージェル1度塗り目と同様に2度塗り目を塗る→硬化
カラージェルを2度塗りするメリット
カラーの発色がよくなる・色ムラがなくなる・ジェルに厚みが出る
透け感を楽しみたい場合や、ナチュラルに仕上げたい場合は、1度塗りでもOKです。
その分トップジェルを2度塗りすると厚みが出て持ちも良くなりますよ!
トップジェルを塗ります
トップジェルには、最後にエタノール(またはジェルクレンザー)でふき取りが必要なタイプと、ふき取りのいらないノンワイプタイプがあります。
初心者の方には、ふき取りに失敗して曇ってしまったという心配のない、ノンワイプジェルの方がおすすめです。
片手が完成したら、反対の手も同様にやってみましょう。
仕上げ&完成!
キューティクルオイルで保湿します
爪回りにキューティクルオイルを塗って保湿をしたら、ジェルネイルの完成です!
初心者のわたしでも、自分でジェルネイルができました!
ジェルネイルをきれいに仕上げるコツ
- 10本の爪の長さと形をそろえる
折れて短い爪がある場合は、その爪に合わせて全体的に短くしたほうが統一感があってきれいに見えます。
左右対称になるように削りましょう。 - 甘皮の処理をしっかり行う
爪に甘皮が張り付いたままジェルを上から塗ってしまうと、きれいにキューティクルラインが塗れず、ガタガタになってしまいます。ジェルの持ちも悪くなるので、しっかり処理しておきましょう。 - ジェルが皮膚につかないように塗る
ジェルの量が多すぎるとジェルが流れて皮膚についてしまいます。また、いきなりキューティクル側(甘皮側)を塗ろうとせず、最初に爪の中心にジェルを置いてから全体を塗っていきましょう。 - 凹凸やムラのないようにジェルを塗る
ジェルを塗るときは、筆圧をかけず軽くジェルの表面をなでるようなかんじで塗ります。
筆を寝かせぎみにして塗りましょう。
セルフジェルネイルの持ちを良くするポイント
ハンドクリームなどの油分が爪に残っていると、ジェルネイルがはじいたり、すぐに剥がれる原因になります。はじめに石けんで手を洗って油分を取り除いておきましょう。
爪を削った後に、爪の裏側に”バリ”という爪の削りカスがついていることがあります。
このバリをスポンジファイルで爪の裏から取り除いておきましょう。
バリが残ったままジェルを塗ると、爪の先端からジェルが剥がれる原因になります。
セラミックプッシャーは、オイルインのタイプもありますが、ジェルネイルを塗る際は油分を爪に残したくないのでオイルインタイプは使わないようにしましょう。
ジェルが浮いてきやすい、爪回り(爪の根本側、両サイド、爪の先端)を特にしっかりとサンディングしましょう。
スポンジファイルの角を爪と皮膚の間の溝に入れ込むとキワまであてることができます。
セルフジェルネイルをやる場合、両手を一度に塗っていくとジェルがベタベタついてしまってやりにくいです。片手ずつ仕上げるのが上手くいくポイントです♪
爪の先端をしっかりとジェルで覆うことで、ジェルが先端から剥がれることが少なくなり持ちがよくなります!
この記事では、セルフジェルネイルの基本のやり方ときれいに仕上げるコツを解説しました。
ぜひおうちでチャレンジしてみてください♪
↓↓プロおすすめのジェルネイルキット↓↓